片道32キロのショッピングタウンまで。

 

今日は車の量が多かった。

雨だから車で移動する人が多いのは予想できたが、ここまで多いとは。

信号では殆ど全部に引っ掛かり、背の高いトラックにずーっと視界を阻まれ、ストレスマックス。

1時間半かけてようやく辿り着いたショッピングタウンの滞在時間20分。

見たいお店はバッグ屋さんだけだから、こんなもの。

10分で帰ることもあるから、20分というのはけっこう長く居た方。

見るだけ見たらさっさと退散。

そして、心配していたとおり、帰り道もずーっと渋滞。

これだから車の運転は嫌い!

 

あー、疲れた、疲れた。

 

 

  • 2017.06.23 Friday
  • 83歳

母が83歳の誕生日を迎えた。

父が亡くなった年齢。

父が経験出来なかった時間を、母は生きる。

 

 

「KOKORO.」というブログを、毎日欠かさず読み続けてきた。

書いているのは小林麻央さん。

 

昨年9月1日、「なりたい自分になる」と題された最初の記事が投稿されて以来10ヵ月。

最後に綴られた言葉は、
「皆様にも、今日 笑顔になれることが
 ありますように。」

主を失ったブログの画面をぼんやり眺める。

 

 

外部会合後、直帰。

午後2:30。

疲れた体を横たえたいが、梅雨の晴れ間の貴重な時間を寝て過ごすのは惜しい。

階段の手すりを掴み、アキレス腱をじわりと伸ばす。

左足首の調子はどうだ?

最悪じゃない。

行こう。

 

ミニラレーに跨り、山に向かった。

 

水を湛えた棚田は鏡面となって空や樹木を映し出す。

 

勾配がきつい。たまらず降りる。

目の前を野生のサルが横切った。

 

アスファルトの僅かな継ぎ目から懸命に茎を伸ばし、小さな白い花を咲かせる野草。

 

ようやく頂き。

雲が厚くなってきたな。

 

あとはブレーキのかけ方に注意しながら飛ぶように下る。

 

田植えを終えたばかりの田圃の静謐さは、この時期しか味わえない。

 

 

 

このあいだ来た神社の石段を見上げる。

今日は登ろうと思っていたが、先客がいたので諦めた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

通りすがりのディスカウントショップで入浴剤を買った。

レジがセルフ方式で要領が分からずオタオタした。

「やり方が分からなから教えて下さい」と店員さんに声を掛けたら、いかにも面倒臭そうに教えてくれた。

「レジ袋要りますか」と訊かれ「はい」と答えたら、「じゃあ1枚引っ張り出してください」。

レジ袋を引っ張り出せ? 

どこをどうするんだよ、分かんねぇよ。

重なっているそれらしい袋の束から無理矢理1枚引っ張ったら睨まれてしまった。

「そんなに目いっぱい出さなくていいです」

肝心の会計処理が分からず戸惑っていたら、

「箱の裏のバーコードをそこに翳してください」。

読み取り機に箱を近付けたら「ピーっ」と予想外に大きな音が鳴ってびっくり。

バブ3箱の読み取りを終え、さてお次は?

タッチパネルを見ると「お金を入れてください」。

投入口はどこ?

機械全体をぐるりと検分してようやく発見。

なんでこんな下の方にあるの?見えないよ。

プンプンしながら1000円札を2枚投入したらパネルに「レジ袋3円」のタッチボタン。

これ、タッチしなかったら払わなくていいの?

そんなことしないけど。

 

ガソリンスタンドやスーパーでセルフ方式が随分増えた。

お店の経費削減のツケをなぜ客が払わされるのかと思う。

小売業の最先端と思われるコンビニではきちんと「人」が対応してくれるのに。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

定年までの3年か4年を学生時代に立ち返って捉えるのもいいかも知れない。

59歳で辞めるとしてあと3年。

その3年間を、中学1年から3年、或いは高校1年から3年までと思えば、モヤモヤした迷いが意外とすっきり気持ちの中に納まる気がする。

3年後に受験を控えていると思えば、適度の緊張感を保てるのではないか。

あと1年延ばして60歳までの4年で考えれば、大学1年から4年だが、大学4年間は勉強そっちのけで小説と女に明け暮れる自堕落な生活をしていたから、あんまり参考にはしない方がいいかも知れない。

 

 

ユニクロでアンクルパンツを買おうと思って試着した。

お腹が出っ張ってきているから迷わずLサイズを手に取った。

 

試着室(今どきはフィッティングルームと呼ぶらしい。くだらん)で穿いてみた。

腹回りはちょうどいいが、肝心のくるぶしがすっぽり隠れてしまった。

裾を2センチほど折り返してようやく踵位置ジャスト。

更に1〜2センチ上げると、くるぶしがようやく顔を覗かせる。

 

アンクルパンツとして売られているズボンの裾を3センチも4センチもカットしてもらうほど落ちぶれちゃいない。

そんな補正、頼まれたお店の人も辛かろうし。

 

 

中年男がビジネスリュックを見ている。

細やかな黒と銀の織糸が幾何学的に光り、落ち着きと美しさがバランスよく漂っている。

オレぐらいの年齢にはちょうどいいのではないかと思う。

ファスナーを開けたり閉めたり、ポケットを1つ1つ確かめたり、背負ってみたりしている。

とても欲しそうだ。

そのリュックは15000円プラス消費税で16200円する。

スマホを取り出した。

ネット販売の価格を確認しているのだ。

男が気に入ったリュックはそこそこ有名なブランド品でしかも新作だから、今はまだネットでも店頭でも定価で売られている。

 

だが、16200円は高い。

一家4人暮らし。

それだけあれば最低でも3日か4日はもつし、大きな出費がなく贅沢をしなければ1週間過ごすことだってできる。

そういう考え方ばかりして生きてきた。

そんな日々が楽しいはずはないし、だったら何のために働いているのかと思う。

けれども、16200円を即決できない性分だからこそ、細々とながらどうにかこうにか家族4人が生活できているのだとも思う。

人は、器に応じて性格もおおらかになったりせせこましくなったりするが、オレの器はしょせん税込9999円止まりなのだ。

9999円までのリュックに応じた働きしかできないのだ。

 

30分ばかりその場で悩んだ挙句、男はリュックを陳列棚に戻し、背中を丸めて静かに立ち去った。

 

 

ようやく黄色いスニーカーで黄色いQUICK4に乗った。

自転車の黄色の方が強くて、スニーカーが霞む・・・。

 

田植えの終わった田圃には、餌を啄む白鷺の群れ。

 

母に頼まれて新しい食器乾燥機を買ってきて実家に据え付けたり、名刺入れを買ったり、息子の自転車のハンドルバーをカットしたりと、あれこれ細かいことをこなした1日。

 

明日は有給休暇を取得し、ゆっくり過ごす予定。

 

 

「なんであんな自転車買ったんだろう・・・」

息子がそんな愚痴をこぼしていたらしい。

 

一般車ではないスポーツバイク。

通学に乗って行くにはやはり抵抗があるようだ。

校則では「華美でないもの」となっているらしいが、グリーンのTREKは果たして許可してもらえるのか。

考えても答えは出ない、先生に写真を見せて訊いたほうが早いと声を掛けた。

それより、ハンドルバーが長過ぎるのが気になっていたから、両端を1.5センチずつカットした。

パイプカッターでグリグリやると、やがて綺麗に切れる。

 

試しに少し乗ってみるように言ったが・・・乗ったかどうか。

あれこれ押しつけがましくするのはやめようと思う。

 

 

新しい名刺入れを買った。

 

これにしたのは、マチの部分の造りが丁寧だったから。

山と谷をこんな風に仕切ってくれると、名刺が斜めにならず、出し入れがし易い。と思う。

 

 

 

夜10時半。

明日の朝の食パンが無い!

このまえ買った黄色いスニーカーまだ履いてない!

新しい靴を夜おろしてはいけないと言われて育ったけれど、部屋の中でずっと履き続けてきたし、もうよかろう。

 

素足にスニーカー履きで夜のコンビニまでひとっ走り。

日照りの田植えで火照った体を、冷えた夜風が通り抜けて行く。

 

12年前。

初めて買ったロードバイクに、乗りたくて乗りたくてじっとしておれず、深夜の道を黙々と走ったりしていた。

43歳だったあの頃の私が、55歳の私を見て、笑う。

「いろいろあったな」と。

 

 

 


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