昨日の帰り、通勤用のミニラレー(RSM RSW Sport Mixte)の後輪が重く感じられた。

空気が減っていることは長年の経験ですぐに分かった。

降りて確かめたら、案の定、後輪は指で押すだけで力なく変形した。

 

で、今朝。

土間にミニラレーを運び込み、早速修理に取り掛かった。

先日の息子の自転車と同様、虫ゴム不用のバルブだった。

となると、あとはタイヤを外し、チューブを見なければならない。ふー。

 

 

チューブの前に、なんだこのタイヤの摩耗のひどさは。

表面のゴムが完全に擦り切れ、下地の繊維がほぐれ始めているではないか。

まるで気付いていなかった。

これは交換しなければまずい。

お次はチューブを引っ張り出し、空気を軽く入れて水に浸けてみた。

泡が出て来る箇所は見付からなかった。

チューブは大丈夫のようだ。

恐らく虫ゴム不用バルブに根本的な構造上の問題があり、時間が経つと自然と空気が漏れてしまうのではないかと思った。

まあしかし、タイヤの摩耗を気付かせてくれただけでも良しとしなければ。

念のために前輪も見たが、こちらはまだ十分に溝が残っており、交換不要と判出した。

 

 

ということで、一旦作業を中断し、タイヤを買いに行った。

(乗って行ったのは現役を引退したラレー・クラブスポーツ)

お昼ご飯が何も無かったから、ついでに弁当屋さんでのり弁を買ってきた。

 

作業再開後30分程度で完了した。

 

少し試走した。

最初に履いていたタイヤはサイドスキン(側面が黄色いゴム色のレトロなタイヤ)。

交換した後輪は一般車用の黒一色。

前輪と後輪がアンバランスになってしまった。

独特の落ち着いた雰囲気をかなり損ねてしまった気がする。

が、サドルも安物の黒いスポーツタイプに変えているし、前輪も相当に汚れているし、ここは贅沢を言わず我慢我慢。

 

 

稲穂がだいぶ実ってきた。

 

アオサギがゆったりと横切る西の空を眺めながら一服した。

 

 

ネバーエンディングになりつつある歯科通院。

今日、ようやく右上奥歯2本の治療が終わった。ほっ。

とする間も無く、左上前歯の治療を本格開始。

神経を抜く必要があるとのことで、お決まりの麻酔注射。

薬液が歯茎の奥に注入されるあのズーンとした感覚は、何度やられても慣れない。

 

治療が終わり、アグアグしながら椅子から降りた。

痺れまくりの左頬をさすりながら衛生士さんに「ひあいろほっふぇあ、おいへはへんは(左の頬っぺた、落ちてませんか)」と訊いた。

「ぷっ。そんなこと、ありませんよ。あは」

なぜか大うけする衛生士さんであった。

 

バチッ、バチバチッ。

時折激しい音が鳴る。

見上げれば誘蛾灯。

 

 

青白い光に誘われ、小さな羽虫たちが途切れることなく飛来する。

彼らは、この光の意味を知らない。

彼らにとって、光は命の源。

だから、迷うことなく真っ直ぐに飛んで来る。

そして、管に触れた途端、強い電気に撃たれ、死ぬ。

 

足元に転がる夥しい羽や胴体は、死ぬことの意味も分からぬ間に命を落とし旅立った虫たちの、呆然たる魂。

 

おい、お前ら。

こんなところでむざむざ風に嬲られていることはない。

思い残すことなく行け。

羽が無くとも飛べる世界を、存分に、舞え。

 

 

朝、反射的に目覚まし時計を止めた瞬間、あ、ダメだと思った。

全身が金縛りにでも遭ったように硬直し、動くことを全力で拒んでいる。

けれども。

今週は月曜日にもダウンしている。

これ以上は休めない。

硬直した心と身体を壁に押し付け、足を踏ん張り、やっとのことで立ち上がらせた。

綱渡りの日々。

にしだゆかさんから、先日の個展のお礼状が届いた。

 

直筆サイン入り!

 

柔らかな筆の運びに人柄が滲み、シックでクールな作品に感性が宿る。

命を与えられたモノたちは、それを手にした人々に芳醇な刻を約束する。

生きている実感を見失いがちな私が、あと3年はこの世に踏み止まれそうに思えるほどの。

 

 

午後から外部会合。

終わればフリーな午後2時半。

庁舎を出ると、曇天から雨。

恨めしい。

折り畳み傘で凌ぎながら家路を急ぐ。

途中、雨脚が強まり、ホームセンターで雨宿り。

キャップやウインドブレーカーを眺める。

 

帰宅。

濡れたズボンやリュックをタオルで拭く。

午後3時の無人の自宅は、無音。

パソコンの電源を入れる。

普段こっそり覗いているHサイトを眺める。

ボリュームを上げる。

少しむらむらしてくる。

流れのままにソロ活動。

 

午後4時、息子帰宅。

「え、なんでお父さん・・・?」

「今日は午後から県の仕事だった」

 

午後4時半。

雨は上がっているが、ひどくダル重い。

横たわりたい。

けれども、今寝たら、夜眠れなくなり、明日の仕事に差し支える。

大儀な身体に鞭を打ち、強制的に動かす。

 

「お父さんちょっと散歩して来る」

そう言い置いて、QUICK4でブラリ。

川沿いの道を北上。

両側から伸び生える草の勢いが凄まじく、走りにくいこと夥しい。

横合いから不意に飛び出して来る無数のバッタと衝突。

路面のバッタだけは踏まないように細かくハンドルを切りながら走る。

雨上がりの湿気を十分過ぎるほど含んだ空気は重く、肌にべっとりまとわりつく。

鬱陶しい!

 

15km走り、休憩地点に到着。

震えが来るほどお腹が減っている。

コンビニで買ったアメリカンドッグを冷えた缶コーヒーで胃に流し込む。

 

静かな川面を眺めながら一服。

更に北上すれば山に至るが、体力的にも精神的にも時間的にもここらが限界。

 

 

あと20日で56歳。

たいていの大人が働いているときに、何やってんだか。

 

 

昨日の不調を引きずったままの朝。

窓の外を見遣ると、けっこうな雨。

気分は最低・・・。

 

こういうとき、自分に言い聞かせるのは、

「命までは取られない」。

 

確かに生きて帰っては来たが、椅子に坐る余裕も無いままに過ぎ去って行く時間に、神経は間違い無く削り取られた。

総理大臣や売れっ子タレントでもあるまいに、分刻みのスケジュールはこたえる。

 

 

目覚めたとき、いつもと違う息苦しさを覚えた。

カーテンの隙間から覗く空は鈍色。

重苦しさが増し、気分が塞ぐ。

 

ヨロヨロと階下へ。

「体調が、悪い。胸苦しい」

それだけ家人に伝え、自室の椅子に坐り込み、じっと瞑目していた。

出社する意思は既に失っている。

職場に電話連絡しようと思うが、時間が早過ぎてまだ誰も出社していない。

仕方なくタブレットでメールを開き、休む旨連絡。

 

朝食をとり、歯を磨き、再び布団に横たわった。

午前7時50分。

 

次に目覚めたのが何時頃だったか覚えていない。

トイレを済ませ、お茶だけ飲んでまた寝た。

雨垂れの音が耳元に届く。

 

夕方5時半。

ようやく起床。

予約していた歯医者さんにキャンセルの電話。

 

パジャマを着替え、庭先に降り立つ。

プランターに植えていたひまわりの苗がすっかり萎れ、項垂れ、枯れそうになっていたから、昨日地植えし、水をたっぷり与えておいた。

無事に根付くかどうか、気になっていた。

大丈夫だった。

7本ともしゃきっと茎を伸ばし、真っ直ぐ立っていた。

 

 

身体が休むことを欲するときは、逆らわない。

知らず知らず身に着けた、ささやかな生きる術である。

 

 

干潟の海は潮が引き、澪筋が沖合まで続いていた。

 

 

電線にカラスが1羽停まっていた。

その向こうに、月。

 

この週末は土日ともに素晴らしい天気だったが、心身の疲労が取れず、左太腿に攣ったような痛みもあって、自転車で遠くまで出掛けることが出来なかった。

今週は厳しい1週間になりそうだ。

 

 

先日の日経新聞朝刊のトップに『公務員定年 65歳に』の見出しがあった。

 

「定年後も働きたい人が増えている」、「背景には年金の支給開始年齢引き上げがある」、「総人件費抑制策も」、「少子高齢化が加速するなか、労働力人口を確保する」といった言葉が躍る。

ちなみに私が含まれる昭和36年(1961年)生まれの人の年金支給開始年齢は65歳。

 

民間企業も、公務員の制度を横に見ながら様々な制度設計を行う。

今は60歳で定年だが、恐らく早晩、65歳定年制が導入されることになるだろう。

ようやくゴールテープが見えてきたと思ったら、沿道から「どうもすみません、都合によりゴールをあと5年先にずらしますんで、よろしく」と言われ、一気に力が抜けるみたいな・・・。

 

愛読ブログで「100歳まで生きようと思っています」という書き出しで始まる記事を読んだ。

とても前向きな内容であり、年金を恃むという発想がそもそもない。

今すぐにでもリタイアしたいと思う私とは対極にある考え方である。

こういう文章を読むと、ほんの一瞬だけ「私も頑張らなきゃ。身体が資本。水泳でも再開しようかな」なんてことを思うのだが、違う違う。どうせ長続きしないし、そもそもそんなキャラじゃない。

 

ということで、発作的に引っ張り出してきた古い競泳パンツを、箪笥の奥にまた仕舞った。

(小さ過ぎて、どうせもう穿けないし)

 

 

 


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