私は彦星になれるでしょうか。

 

 

 

待望の新型スズキ・ジムニーが遂に発売された。

早速ディーラーを訪ねた。

 

おお、これはシエラではないか。

排気量1500CC。

軽(660CC)のジムニーよりトレッドが13センチ長いから、より安定走行が出来る。

その分フェンダーが横に出っ張っているが、それ以外、例えば室内空間やエクステリアなどはジムニーとまったく同じ。

微妙にジムニーより背が高いのはタイヤ径の関係かな。

いいなあ、迫力がある。

 

そしてこちらが本家ジムニー。

ジャングルグリーンのカラーリングが渋くて素晴らしい。

 

両方を乗り比べた。

エンジンが大きい分、シエラの方が走りにゆとりがある気がしたが、ジムニーはジムニーでぜんぜん問題ない。

比べればちょっと違うかな、程度の差である。

むしろ室内の居住性について、カタログ上はまったく同じサイズなのにシエラの方が広く感じられたのが意外だった。

タイヤハウスの関係で足元空間はシエラの方が広いと思うから、たぶんそのせいだろう。

アイポイント(着座位置)はハスラーより8センチほど高い。

視界良好で気持ち良かった。

 

 

帰りにお土産ゲット。

缶バッジ、ステッカー、そしてなぜか讃岐うどん。

 

乗るならシエラの方か。

と、妄想する。

 

 

 

10代後半から30代にかけて買い漁っていた漫画本を捨てた。

丸尾末広『夢のQ−SAKU』『犬神博士』、花輪和一『赤ヒ夜』、泉昌之『豪快さんだっ!』『ダンドリくん』、相原コージ『コージ苑』、本宮ひろ志『俺の空』、中崎タツヤ『じみへん』『問題サラリーman』、ひさうちみちお『托卵』『人生の並木道』、大友克洋、岩谷テンホー・・・。

全部で200冊ほどか。

中には神田神保町の古書店で苦労して手に入れた希少本もある。

いつかまた読みたくなるだろうと思って手元に置いていたが、埃をかぶるだけで手に取ることは一度もなかった。

ブックオフに売る手もあったが、なぜか躊躇われ、思い切って処分した。

ただ、蛭子能収だけは残した。

初期の頃の不条理漫画が醸し出す不気味さは唯一無二である。

念のため付け加えれば、つげ義春は別格であり、全集を含めすべて永久保存版である。

 

 

つい先程、私が暮らすエリアの特別警報が解除された。


他の地域の皆さまの無事を願う。


朝から激しい雨が降り続いた。

 

懸命にワイパーを振るが、どうにもならない。

 

前がよく見えない。

 

ようやく会社に辿り着くも、全員のスマホに届く緊急速報がけたたましいアラーム音と共に鳴りっ放しで仕事にならない。

特別警報、避難勧告、避難指示・・・。

数えたら全部で8通。

やれやれ。

そんなに急かされても、どうしようもないんだよなぁ。

 

皆さんの無事を確かめ、一安心したところで席に着こうとしたら、今度は背後から冷たいものが。

振り返ると、南向きの窓からけっこうな雨漏り。

サッシやブラインドを伝ってボトボトと。

やれやれ。

乾いた雑巾を総動員しても焼け石に水。

 

何とか定時まで居たが、まったく集中出来なかった。

 

JRは軒並み運休。

 

帰宅する頃には至る所で道路が水に浸かって川と化していた。

水を蹴散らして走る車はもはや水上のボート。

 

いつもの道は間違いなく水没しているから遠回りして。

案の定、自宅周辺もすっかり冠水。

通行禁止の立札の手前で曲がってギリギリセーフ。

 

それにしてもニュース報道の言葉が何とも仰々しい。

「これまでに経験したことのないような大雨」

「最大級の警戒を」

「数十年に一度の危険が差し迫っている」

「直ちに命を守る行動を」

 

どれだけ警告されても、人間死ぬときは死ぬと思っているからかピンとこない。

ジワジワと水嵩が増してくる家の前の道路をぼんやり眺めながら写真を撮ったりしていた。

魚は流れて来たが、諭吉殿は来なかった。


トイレやお風呂や洗濯機の排水が悪くなり、ぼこぼこと不気味な音がする。

逆流してくるのだろうか。

それはちょっとイヤだな。

 


夜、長靴を履いて探検に出掛けた息子と、幾分上気した顔で戻って来て状況を語るその姿を呆れ顔で眺めながら溜め息を吐く同い年の娘。共に間もなくエイティーン。



 

1995年3月。

地下鉄サリン事件。

 

元オウム真理教の教祖を含む死刑囚7人が、今日刑を執行された。

 

あのとき私は、自宅から50km離れた病院に入院していた。

そこには、私を指差し、「あ、お星さま」と笑う少年がいた。

「お箸は私のたんとうでーす」と叫ぶおばさんがいた。

廊下の隅に横たわり、通り過ぎる私をじっと見上げてくるおじさんがいた。

 

あのとき、私は一度死んだのだった。

 

 

今週はずっと寝付きが悪い。

疲れ切っているのに、つい今まで机でウトウトしていたのに、歯を磨いてトイレを済ませていざ布団に横たわると、目が冴えて寝付けない。

むしろ逆に意識が鮮明になってきて、次第に目蓋を閉じていることが苦痛になってくる。

思い切って睡眠導入剤の量をいつもの1.5倍にしても効果無し。

 

横にしたらそのまま自然と目蓋を閉じて眠る西洋人形になりたい・・・。

 

 

私は、働くことが決して嫌いではない。

けれども、働き続けなければ成り立たない生活はしんど過ぎる。

 

 

今年最初の蝉の声を、私は6月24日の日曜日に聴いた。

あの淡い鳴き声は、きっとニイニイゼミであったろう。

人里離れた山間にある火葬場での出来事である。

 

今日、会社に向かう途中、車や雑踏の音に紛れるように聴こえて来た微かな蝉の声を、まだ目覚め切らぬ耳朶が捉えた。

あ、今年の初蝉だ!

一瞬そう思い、声が降って来た街路樹を見上げたが、不意にあの火葬場で聴いた声が蘇り、いや違う、最初ではなかったと自ら訂正した。

 

午後から外部会合。

途中、いつもの地点で一服。

いや暑い!

 

空が青い!

 

 

藁葺屋根の上にも、抜けるような青空と棚引く白い雲!

 

遠い空の低いところに生まれたての積乱雲。

ミニラレーも見惚れている。

 

帰宅後、自室で暫時ウトウトした。

だが、このまま深く眠ってしまっては夜眠れなくなる。

着替えてウォーキングに出掛けた。

 

青空に向かって高々と伸びるクレーン。

どんなに頑張ってもあの人には届かないけれど。

 

母校の小学校跡地周回コースをてくてく歩く。

猫背だなあ。

影だけ見れば既に立派な引退爺さんだ。

 

信号待ちをしていたら、川縁の土手で風に揺れる猫じゃらしを見付けた。

狐の尻尾のように膨らんだ穂が西日を浴びて夏色に輝く。

 

 

上原隆の新刊を買いに行ったが、在庫がなかった。

文庫本のコーナーで目に留まったものを3冊買った。

奥田英朗『我が家のヒミツ』、葉真中顕『ブラック・ドッグ』、前川裕『イアリー 見えない顔』。

 

 

どれだけ歩いても地に足が付かない日々。

 

 

 

Amazonで新刊チェック。

ルポルタージュ・コラムニスト、上原隆の名が目に留まる。

 

1つは『こころが傷んでたえがたき日に』。

8月3日発売予定。

妻が他の男の子供を産み、だが、その子を育てる決心をしたのに結局は妻に出て行かれた男の慟哭「ああ、なんてみじめな」、他全22編。

 

もう1冊、『君たちはどう生きるかの哲学』。

こちらは5月30日に発売済。

知らなかった。

 

 

上原隆が染みるのは、活字は追えるが、出掛ける気力は湧かない程度に心が弱っている時。

 

 


PR

Calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>

スマホ

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

  • よく寝た1日。息子の決断。
  • よく寝た1日。息子の決断。
    れん
  • 本日、定年退職
  • 本日、定年退職
    れん
  • SHERYL CROW、嶽本野ばら、歯ブラシ、失業手当が貰えない
  • SHERYL CROW、嶽本野ばら、歯ブラシ、失業手当が貰えない
    亮子&吉熊
  • 確定
  • 確定
    れん
  • 聖の青春
  • 聖の青春
    りょう

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM