カウントダウンタイマー

不調の波にのまれている姿にウンザリしたのだろう、家人から半ば強引に外に連れ出された。

 

「使ってないバッグ売りたいって言ってたでしょう」

「もう1足ビジネスシューズ買おうかなって言ってたでしょう」

「スラックスのウエストがキツくなったって言ってたでしょう」

そうだな、確かにそんなこと口にしてたよな。

 

車で30分ほどのショッピングモール。

未使用のビジネスバッグとウエストのキツいスラックスを積んだ車でここまで来たが、雨に脅え、外に出る気になれない。

 

ちょうどお昼時。

家人が買って来たパンを車内で齧る。

少しだけ気力が戻る。

重い腰を上げ、バッグを持って質屋さんへ。

 

4年前、2015年の4月に買ったACEGENEのビジネスバッグ。

1度も出番が無かったのは、サイズが中途半端に大きく、1kgを超える重さも気になったから。

買ったときの写真を眺めながら、あの頃の高揚した自分は今はもう居ないことを実感する。

 

古い型式とは言え未使用品。

3000円ぐらいでとぼんやり思っていたが、2000円でしか引き取ってもらえなかった。

価格交渉をする気力などもちろん無かった。

 

次は靴屋さん。

家人に促されるままにHawkinsを1足購入。

同じシリーズの6足目。

今の私には、このシリーズ以外に選択肢が無い。

そもそも、他のものを選ぶエネルギーが無い。

 

20000円で買ったバッグを1度も使わず2000円で売り、喜びを感じること無く9000円の靴を買う。

そんな生活に意味はあるのか。

 

帰りに紳士服屋に立ち寄り、スラックス3本の補正を依頼。

 

帰宅後、傘をさして煙草を買いに。

 

明日も雨の予報。

そして取引先との飲み会。

 

今はもう何もしたくない。

考えたくない。

 

今年初めて冷房を点けた日。

 

 

  • -
  • 19:07
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

Comment





   

PR

Calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>

スマホ

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM