鉢に植えた西洋グミが、枯れかけていた。

緑の葉は殆ど姿を失い、幹と枝ばかりが目立った。

試しに、細い枝を2、3本手折ってみた。

ポキリと乾いた音を立てて、枝はいともたやすく折れた。

慌てて水を与え、油粕を撒いた。

 

この木を枯らせば、母の怒りは相当のものになる。

けれども・・・。

 

いっそ枯れてしまってくれれば、恨みは残れど、一つの区切りになる。

 

祖母の思い出は、私の中でも大事にとってある。

そのことを言葉で説明しても、母には通じない。

形で示せ、見えるようにしろ。おまえはどうせ口ばかりだ。

母は心の中できっとそう思う。

 

悲しい。

 

 

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